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10/20(金)は新月です。
早いですよね。
ボイドタイムは4:10過ぎ~10:40分過ぎまで。
ボイドタイムを避けて新月の目標立てたい人は、10:40以降の方がいいです。
自分のように朝目標立てる人は、次の日(10/21)でもいいかもしれません。
さて、下弦の星読みでも触れましたが、下弦から世相は少し変わりました。
逆行ですが、海王星、天王星が1度移動し、木星が蠍座に移動したのです。
今回は、世相の影響する部分(海王星、天王星、そして冥王星)について説明します。
古きものが新しきものに
まず海王星です。
海王星の度数は、魚座12度「新参者たちの試験」『An examination of initiates.』
「新参者たちの試験」という意味は、そのまんまです。
新しい環境に入った新参者。
どんな人物なのか、いろいろテストするんです。
例えば、
新しく職場に入った人。
あるいは学校では、転校生。
どういう人か知りたくて、みんな集まるじゃないですか。
どんな経験してるのか、あれこれ聞きますよね。
子供時代の転校生だったら、いたずらして転校生のリアクションを確かめたりしますよね。
新しい環境で色々いじられる。
1つの通過儀礼みたいなものです。
魚座12度の「新参者たちの試験」とは、こういうことを言っています。
海王星は人の潜在意識に影響与える天体です。
今まで保っていた自分の意識。
少しスイッチが入れ替わって、今までとは違った新しいことを体験するような感覚があるかもしれません。
海王星は逆行しています。
一度捨て去った過去の古い体験。
それが頭の中に蘇って、今、新しいものとしてクローズアップする感じもあるかもしれません。
「価値」の変化
次に天王星です。
天王星の度数は、牡羊座27度「想像の中で復活された失われた機会」『Lost opportunity regained in the imagination.』
「失われた機会」とは、これまでの経験で取捨選択して捨ててしまった部分のことです。
我々は、過去の経験から様々な「価値」を見いだします。
その「価値」は、状況や好みによって取捨選択されていきます。
「行動→体験→「価値」感→「価値」の取捨選択→行動・・・」
このように、現在の自分は取捨選択して残った「価値」を持って生きています。
この度数は、捨ててしまった「価値」が復活するという意味です。
我々は、選択した「価値」に固執する必要はありません。
我々は、日々「行動→体験」を繰り返しています。
状況は、刻々と変化しているのです。
そのときに合った「価値」を手に取り直してもいいのです。
牡羊座は、体験してナンボの星座。
その体験を振り返って総括している度数なのです。
そして、この牡羊座座26度は、明日ご紹介する新月の月、太陽の度数の180度対抗です。
180度対抗のサビアンシンボルは、表現が表裏一体なのですが、意味合いは同じものです。
参考までに冥王星です。
度数は変化しません。
冥王星は山羊座16度です。
サビアンシンボルは、山羊座17度「密かに裸で入浴する少女」『A girl surreptitiously bathing in the nude.』
社会活動の中でも、個人的な嗜好を隠れて楽しんでるっていう度数です。
仕事とは判っていても、イヤなモノはいやです(爆)。
社会の中での「個人」
社会に影響を表す天体。
天王星、海王星、冥王星。
今回、度数を変えたサビアンシンボルにフォーカスしました。
これらの天体の意味を考えると、社会の中で活動する「個人の振り返り」がテーマのように思えます。
下弦に移動したこの度数は、約1ヶ月間この度数にいます。
今回の新月のテーマ。
社会的背景は、この社会の中で活動する「個人の振り返り」があると思います。
さて、次回は個人天体を中心に、新月のテーマを読みます。
今日もみなさまにとってわくわくな一日でありますように!!!