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一歩引いた視点で見てみよう
冥王星
冥王星は、前回と同様に山羊座17度の位置です。
アスペクトも、下記のとおり変更ありません。
・山羊座冥王星-天秤座木星90度(青天線④)【前回より変更なし】
・山羊座冥王星-魚座海王星60度(ピンク実線⑤)【前回より変更なし】
今回も、冥王星の影響力は、前回と同じです。
つまり、
「社会的集団の役に立つために、自分を規制していく」ために、「組織の一員一人一人が独自の役割を果たす」
ことをする時期です。
山羊座冥王星-天秤座木星90度(青天線④)は、
会社組織や集団という場で、「あなたの役割は何だ!?」というようなコトが突然やってきて、今までとは違った役割を果たしていくような時期です。
逆行期間は、順行期間に、この度数でやり残したことを解決する時期という意味があります。
山羊座冥王星17度は、2017年1月3日~2月1日に冥王星がこの度数を運行しました。
その時期にやり残した、「社会的集団の役に立つための自分の役割」があれば、その課題を解決するチャンスとなります。
会社員であれば、年度末に差し掛かり、来年度の準備をしている時期。
お正月の賀詞交換会や、ビジネスパートナとの交流が活発だったかもしれません。
2017年1月3日~2月1日頃を思い出してみてください。
2017年9月3日まで、山羊座17度に冥王星が滞在します。
海王星
海王星も山羊座13度の地点に滞在しており、前回と変化なしです。
アスペクトも変化ありません。
魚座は無意識領域を扱っている星座です
意識の部分では、ガチンコで相手と対決しないといっています。
周囲をみて場の流れを利用しながら動くのです。
この海王星が山羊座の13度を順行で運行していた時期は、2017年4月7日~5月16日でした。
この時期に、やり残した課題を解決するチャンスです
この度数を逆行している8/30まで、やり残した課題に取り組むチャンスです。
ある意味狡猾的に動いて相手と対応して、自分の思い通りに行動するという度数です。
この度数は、自分をストレートに表現しません。
冥王星の「社会的集団の役に立つための自分の役割」と、この海王星のガチンコで相手をやり合わないという組み合わせで考えていくといいのではないでしょうか?
一歩引いた視点で見てみる
冥王星と海王星2天体の影響は、上記で説明したように
冥王星の影響で、組織や集団の場で、「あなたの役割は何だ!?」と突然やってきて、今までとは違う役割を果たす時期。
海王星の影響で、意識はガチンコ対決ではなくて、他者に動いてもらって成果を得たい時期。
でした。
この2つを組み合わせると、行動方針が考えやすくなります。
たとえば、組織にいる人たちが、さらに活躍しやすい仕事の仕組み作りです。
仕組み作りに、今まで取り組んでいないのなら、それは新たな役割になります。
また、このような仕組み作りは、自分がガチンコで仕事をして成果を出すのではなく、組織全体の成果として現れてきます。
どうでしょうか?
ほんの一例ですが、冥王星と海王星の影響を組み合わせて考えると良いと思います。
想いは現実かしやすい
土星の状態
土星は、射手座22度から21度に移動しました。
射手座21度のサビアン度数は、射手座22度「中国の洗濯物」『A Chinese laundry.』です。
サビアンシンボルに出てくる東洋の国は、「神秘的なもの」「スピリチュアル的なもの」の象徴として書かれているようです。
サビアンシンボルは、イギリスで作られました。
イギリスから見た東洋の国は、そのように写るのでしょうね。
この「中国」とは、人間の精神的な部分を指しています。それを「洗濯」するのです。
精神的な部分の洗濯とは、その人が本来持っている潜在意識を浮き彫りにさせるもの。
しがらみや、ストレスといったものから離れることです。
その人が本来持っている潜在意識が磨かれて浮き彫りになると、本当にやりたいことが解ります。
新しい環境やチャレンジの場においても、その人が本来持っている資質が出てきます。
その土星が、
・射手座土星-獅子座ヘッド120度(茶色実線⑦)
・射手座土星-天秤座木星60度(茶色点線⑧)
の2つのアスペクトをもっています。
射手座土星-獅子座ヘッド120度(茶色実線⑦)は、天命を形づくる意味があります。
そして、射手座土星-天秤座木星60度(茶色点線⑧)は、土星の形づくりを天秤座木星によって拡大される力があります。
つまり、天命に従い、理想に向かって形づくるものが、他者との関わり合いの中で拡大していくのです。
行動したものは、現実の形となって現れやすい時期なのです。
次回は、太陽、火星、金星といった個人が使う天体を読んでいきます。
今日もみなさまにとってわくわくな一日でありますように!!!