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さて、7/23の新月の星読みを2回に分けて読んでいきます。
今回は、世相を反映する天体の星読みです。
「組織のひとりひとりが自分の役割を果たす」ことを振り返る時期
冥王星は、前回と同じ山羊座17度に滞在しています
アスペクトも、
・山羊座冥王星-天秤座木星90度(青天線④)
・山羊座冥王星-魚座海王星60度(ピンク実線⑤)
と、変化がありません。
つまり冥王星が地球に伝える力は、前回と同じなのです。
前回も書きましたが、
「社会的集団の役に立つために、自分を規制していく」ために、「組織のひとりひとりが自分の役割を果たす」のです。
逆行しているので、以前のやり残したことを解決する時期です。
山羊座冥王星17度は、2017年1月3日~2月1日に冥王星がこの度数を運行したので、そのときにやり残した、「社会的集団の役に立つための自分の役割」があれば、その課題を解決するチャンスです。
仕事や人間関係の課題には、ガチンコ対決を避けよう
海王星は山羊座14度から13度の地点に移動しました。
サビアンシンボルは、
魚座14度「キツネ皮をまとった女性」『A lady in fox fur.』
です。
魚座は意識の世界の物語です。
この14度では、自分をストレートに出さず「キツネ」のように、ある意味狡猾的に相手をコントロールするという度数です。
組織や人間関係でソリが合わないときがあります。
そんなときガチンコ対決するのもいいのですが、場合によっては、全く上手く行かない時期があります。
その場合、周囲をみて場の流れを利用しながら、上手に動いていくことも必要です。
狡猾的というと聞こえは悪いのですが、必要な時もあるのです。
この海王星が山羊座の13度を順行で運行していた時期は、2017年4月7日~5月16日でした。
この時期に、上記のようなシーンがあって、やり残したことはありませんでしたか?
この度数を逆行している8/30まで、やり残した課題に取り組むチャンスです。
知的自己表現のオリジナル力を応援している
天王星は水瓶座の支配星です。
水瓶座は、現実の世界より一つ抽象度を上げた目線で世の中をみています。
派閥や組織といった現実の世界にある枠組みを取り外して、全世界を1つのものと見ています。
その水瓶座の支配星である天王星も同じです。現実の世界にいる我々からみると、現実の世界を破る改革の力を持っています。
その牡羊座天王星が、獅子座ヘッド水星と120度になりました(緑点線⑥)
天王星は、水星と親和性が高く、天王星が発信したものを感度よく水星が拾うのです。
つまり牡羊座天王星の改革の力は、獅子座水星の「知的方法で自己表現活動をしていく」という表現活動に対して、新しいオリジナルな力を与えています。
このような世相がある新月。
次回は、新月のテーマである太陽と月を中心に読んでいきます。
今日もみなさまにとってわくわくな一日でありますように!!!