2017/7/9(日)満月【その3】-未来に向かって今と立ち向かう!-

この記事を読むのに必要な時間は約 8 分です。

今回の新月から満月の流れ

新月から形成していたこの蟹座太陽-天秤座木星-山羊座月冥王星Tスクエア。(青点線④)

月は、新月~上弦~満月と、このTスクエア各天体と隣り合いました。

つまり、今回の新月から満月までは、このTスクエアが強調されていたのです。

 

昨日もブログ記事に書きましたが、今回の新月~満月までは、蟹座太陽-山羊座冥王星180度の

 

・「社会的集団の役に立つために、自分を規制して利他の精神で誰かの役に立つ行動をする」

・そして、その「誰か」とは、「家族や同族、そして仲間に対して行動する」「一般大衆に対して行動する」こと。

 

ということがテーマなのです。

 

 

 

上弦

月は天秤座木星と隣合っていました。

月が近づくことにより、天秤座木星の力が伝わりやすくなります。

このTスクエアの木星は、冥王星が持つ社会性の為に、集中して自分の周囲で利他の精神で活動しようとする火星に対して、木星が横やりを入れてくるのです。

90度では、木星側の力にスイッチが入ったり火星側に力が入ったりシーソーのような状態になります。

木星は拡散させるという意味があり、火星の集中力や精度を木星がぼかしてしまうことになります。

つまり、一生懸命に火星が活動しているのに、木星が他者との関係-人間関係について突然課題を突きつけてくる傾向があったのです。

 

 

 

満月

そして、満月では月は冥王星の隣に移動しています。

上弦の「他者との関係」という課題を経て、

「社会的集団の役に立つために、自分を規制して利他の精神で誰かの役に立つ行動」に再度フォーカスしています。

 

冥王星は現在逆行しています。

昨日紹介した山羊座冥王星18度は、2017年2月2日~3月11日に一度冥王星がこの度数を運行しました。

そのときにやり残した、「社会的集団の役に立つために、自分を規制して利他の精神で誰かの役に立つ行動」というものがあれば、今回、蟹座太陽の活動-「家族や同族、そして仲間に対して行動する」「一般大衆に対して行動する」という活動を通して、やり残した課題を解決することができます。

 

 

自分の場合、思い当たる節があります。

この時期にみけ先生からコンサルを受け、Webでの発信方法等指導してもらいました。

自分にとって蟹座太陽の活動は、ブログ記事の発信という「一般大衆に対して行動する」ことを選択しています。

ブログ記事の発信ということに関して、2月の時期に受けたコンサルのやり残した課題を取り組んでいます。

このブログは、自分の勉強の為でもありますが、豊かな未来を引き寄せられるように、読んでいただいている方のお役に立つために書いています。

例えばこのようなことなのです。

みなさま、何か思い当たることありませんか?

 

 

 

もう一つの力

もう一方で形成しているアスペクトがこの蟹座太陽-山羊座冥王星-魚座海王星のコンプロマイズです。(青実線②)

魚座海王星は14度の地点にいます。サビアンでは、数え度数15です。

サビアンシンボルは、魚座15度「部下の訓練を準備している将校」『An officer preparing to drill his men.』

こちらの記事にも書いてありますが、これはOJTせずに、物事を教える難しさを示した度数です。

何か1つの物事を経験した人間は、それを部下に教える際、理論や模擬訓練というやり方で教えようとしますが、実践に勝るものはありません。

訓練と実践のギャップに喘ぐという意味の度数です。

自分の頭の中にあることを言語化して人に伝える難しさが出てくるといった意味になります。

 

 

 

魚座とは

12星座を4分割すると、

・1グループ(自分自身):牡羊座、牡牛座、双子座

・2グループ(他者を意識):蟹座、獅子座、乙女座

・3グループ(他者との関わり):天秤座、蠍座、射手座

・4グループ(他者を越えた世間、世界との関わり):山羊座、水瓶座、魚座

この4グループに分かれます。

 

4グループでは、

・他者を越えた世間、世界との関わりで、現世の世相の仕組みを作り出す(山羊座)

・他者を越えた世間、世界との関わりで、現世の普遍的な仕組みを作り出す(水瓶座)、

・他者を越えた世間、世界との関わりで、現世を越えた観念的な仕組みを見いだす(魚座)

の3星座があります。

 

4グループ最後の星座である魚座は、12星座の最後の星座です。

最終の纏めとして、観念的な世界を作りだして次のステージの牡羊座へのトンネルする役目があるのです。

おそらく、このサビアンシンボルの意味は、この魚座海王星の観念的なイメージ力がまだ現実に追いついていないことを示しているのではないかと考えます。

 

 

 

未来に向かうイメージの力

現実化するのは、魚座が作り出すトンネルを越えた次のステージ、未来です。

このコンプロマイズでは、未来に向かってイメージの力を使い、

「社会的集団の役に立つために、自分を規制して利他の精神で誰かの役に立つ行動」をしているのです。

そして「誰か」とは、「家族や同族、そして仲間に対して行動する」「一般大衆に対して行動する」が対象なのです。

 

 

 

顕在的テーマと潜在的テーマ

 

そして、上記で説明したTスクエアとコンプロマイズは、魚座海王星-天秤座木星150度(緑実線⑪)に象徴されているように思えます。

海王星-木星150度は、無形の世界がアメーバのようにドンドン広がって極まっていきます。

そこには制限や規制をかけることができません。

太陽-冥王星の活動において、木星の人間関係(顕在部分)と、自分の意識(潜在部分)のサブテーマ的な要素が絡んで来ているように思えます。

 

今回の新月~満月までの

「社会的集団の役に立つために、自分を規制して利他の精神で誰かの役に立つ行動」為に、「家族や同族、そして仲間に対して行動する」「一般大衆に対して行動する」という太陽-冥王星のテーマ。

これには、現実の人間関係(顕在部分)という課題と、未来への自分の意識(潜在部分)というものが絡み合っています。

未来に向かって、今と立ち向かっているのです。

そしてさらに、この満月には、もう一つ重要なアスペクトがあるのです!

 

 

・・・と、いうことで今回はここまで。

まだ書き足りません。

 

 

 
今日もみなさまにとってわくわくな一日でありますように!!!

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