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サビアンシンボルは星座の冒険の旅=ヒーローズジャーニー
西洋占星術の世界では、「サビアンシンボル」というものがあり、黄道360度の1度1度に象徴する意味があります。
そのサビアンシンボルの象徴の意味は、物語になっています。
私は、これをその星座の冒険の旅=ヒーローズジャーニーと理解しています。
それは、
「冒険の決意(0度~5度)→ 旅のスタートと最初の関門クリア!(6度~10度)→快進撃(11度~15度)→ラスボス対決、絶対絶命のピンチをクリア(16度~20度)~ステージアップ、そして冒険の終わり(21度~25度)~次の冒険の発見(26度~30度)」
という、旅人がヒーローへと進化する冒険の物語として解釈できるのです。
地球にとって、大きな影響を与えるトランスサタニアン天体(天王星、海王星、冥王星)というものがあります。
トランスサタニアン天体は、一つの度数に1ヶ月以上滞在します。
そのため、滞在しているサビアンシンボルの影響が、世の中に出てきやすくなるのです。
そして、今日、天王星と海王星は、天王星-牡羊座24度、海王星-魚座13度へと1度ずつ進みます。
少し世相が違ってくると思います。
天王星牡羊座24度
サビアンシンボルは、数え度数です。
牡羊座24~25度までは、牡羊座25度の象徴になるのです。
牡羊座25度のサビアンシンボルは、
「2重の約束」
です。
25度は、その星座の冒険が終わり、次の冒険の準備の手前です。
その星座の特徴が一番成熟している度数です。
ここで言う「2重の約束」とは、2つの異なった世界を表しています。
すなわち、
一つめの世界:精神世界、目に見えないイメージの世界、創造、という見えない世界
二つめの世界:現実的、肉体的な、目に見える世界
この2つです。
この2つの世界をバランス良く使い分けて、共存させていくという意味になります。
例えば、
普段、お仕事をして現実的な活動をしている人が、仕事が終わると、絵を描いたり、音楽を演奏したり、クリエイティブな活動をしている。
その2つが上手にバランスを取りながら、日々の生活を楽しんでいる。
といった感じです。
天王星は、革新を意味するので、過去から現在に続いているような活動ではなく、
もっとオリジナル的な活動になりそうです。
いつも仕事ばかりしている方がいらっしゃったら、普段の生活に、クリエイティブなエッセンスを加えるといいかもしれません。
海王星魚座13度
数え度数魚座14度のサビアンシンボルは、
「キツネ皮をまとった女性」
です。
「キツネ」は、ズル賢い、要領が良い、自分で手を下さない、などの意味がありますね。
いわゆる戦略家です。
「女性」という象徴は、男性社会中心の時代に考えられたサビアンシンボルなので、ガチンコで戦ったら弱いもの-男性を上手く操って、自分の思惑通りに動かす。
そんな意味があるのです。
「キツネ」も「女性」も、自分自身で開拓する、切り開く、ということをしません。
誰かを動かすのです。
私利私欲の為、手を汚さずにズルいことをする。
そのように考えがちですが、違います。
自分自身の力だけでは達成しないようなものでも、周囲の力が組合せれば、達成できるものがあります。
そういうことに目を向ける意味もあります。
課題に対して、コツコツと孤軍奮闘して頑張るのも素晴らしいことです。
だけど時には、肩の力を抜いて、目の前に集中するために付けた心の斜眼帯を外してみましょう。
ゆっくり周囲を観察してみると、「○○と△△が協力したら、☆☆ができるかもしれない!」と、気がつくかもしれません。
海王星は、インスピレーション力、イメージ力といった力を持っています。
みんなが120%ハッピーになるように、いろいろ画策しちゃって下さい!
今日もみなさまにとってわくわくな1日でありますように!!!