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今日は、水星のお話です。
太陽系の惑星の中では最も小さく、直径は地球の38%しかありません。
そして、太陽に約88日かけて公転している星です。
地球から見ると、3~4ヶ月ごとに逆行しているように見える時期があります。
年に3回も逆行しているのです。
ギリシャ神話の水星
ギリシャ神話では、ヘルメスに象徴されるのが水星です。
このヘルメスは、神の伝令を役目をしています。
伝令とは、タダの伝達とは違います。
ネゴシエーター的な高いスキルを必要とされるのです。
ですからヘルメスは、話術や言語的なスキル、多方面への情報力、フットワークの良さなどが特徴となっています。
ホロスコープの水星
みなさまの出生図では、水星はどこにありますか?
上図の例では、水星が入っているのが天秤座となります。
水星は、ギリシャ神話のヘルメスの意味どおり言語、情報、知力を意味します。
別な要素としては、感情を持たない機械的なもの、人間の神経、鋭利なナイフといった意味を持ちます。
水星だけど、水っぽくないのです。
そして、この水星には親分がいます(笑)。
それが天王星です。
水星と天王星両方の影響があると、相乗効果になります。
水星を知る
自分の水星の特徴を理解すると、知性の方向性を知ることができます。
また、水星の位置や状態によっては、おしゃべりな人の傾向や、会話より文章の方が得意といった傾向がわかります。
知性の部分で傾向を掴めれば、強みにしやすくなる分野のがわかるのです。