この記事を読むのに必要な時間は約 2 分です。
この図は3重円といいます。
星読みは、この3重円を使って解読する場合が多いのです。
この3重円の構成を簡単に説明します。
出生図
一番内側の円は出生図(ネイタルチャート)といいます。
これは、生まれた日時、生まれた場所から見た天体の図です。
出生図には、その人が生まれ持った資質や基本的な生き方の傾向が表れています。
プログレス図(進行図)
真ん中の図はプログレス図(進行図)です。
生まれた瞬間の出生図をスタートとして、出生図の天体が進行していってる状態の図です。
これは、時間の流れで進行した状態ではなく、占星学的に計算した進行スピードで割り出します。
占星学的に計算した進行スピードとは、人生の歩みという概念です。
生まれたての赤ちゃんが、時を重ねるごとに成長している状態が、プログレス図に表れています。
トランジット図
一番外周は、トランジット図です。
これは、その時間に実際に見えている天体の配置図です。
3つの組合せで、星を読む
・生まれた時の資質や生き方の傾向(出生図)
・人生の歩みによって成長する過程(進行図)
・社会の動きや、時代の傾向といった外部からの影響(トランジット図)
この3つの組合せで、人生の流れを紐解いていきます。